障がいのある方が、健常者と分け隔てなく生活できる環境の中で、スポーツや旅行などの特別なイベントだけではなくごく普通の、日常の些細な出来事からでも喜びと潤いを感じられるー。
そんなあたたかできめ細かなサポートを心がけています。

そのためのひとつのポイントが、“地域社会の中での都市型生活”です。
住宅街から離れた地域では社会から隔離された感じが否めず、自立や就労にはけっしてプラスにはなりません。
また、多々見受けられる障がい者への偏見や誤解を取り払うためにも地域社会での交流が必要なのです。

機会があれば地域社会のイベントに積極的に参加し、また、絵画や革細工などの多彩なカルチャー活動を通して、生きがいの創出のみならず、能力開発につながる活動を支援する。
それを自立や就労につながるキッカケにしたいのです。

「障がいのある方に対する支援はこうあるべき」という従来の常識や固定観念にとらわれることなく、職員自身が当事者意識をもって適切かつ柔軟なサポートを行い、ご利用者お一人おひとりの人生のライフサポーターであることを目指しています。